タニノアリーゼ（1997年生、母トライントウプリーズ）

タニノアリーゼ（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時13歳）と交配したトライントウプリーズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害3戦0勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレディクイックを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

4歳（2001年）

1月6日、約10か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

3月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月18日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

5月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた13戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月28日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月7日、中0週で迎えた15戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月24日、中6週で迎えた16戦目は、後藤水産特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2002年）

3月5日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた17戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた18戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた19戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。