セイントセーラ（1994年生、母マラブー）

Saint Sailor

1994.05.05

セイントセーラ（1994年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時14歳）と交配したマラブーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月7日、デビュー戦は藤井正輝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、逃げるダッシュホーラーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月16日、中5週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4歳（1998年）

3月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。