ワンダーポケット（1995年生、母マルタカスカレー）

ワンダーポケット（1995年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時20歳）と交配したマルタカスカレーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は金舛幸夫。戦績は、地方18戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1997年）

7月22日、デビュー戦は小牧毅騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノライゼンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

6月7日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオーキングからアタマ差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1999年）

2月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイケイドリームをクビ差制して休み明け初戦をモノにした。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコウマグナムに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月11日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフォークソングを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォークソングに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤスノオーサマにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

8月13日、中6週で迎えた12戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C1 C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5歳（2000年）

1月2日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月10日、約8か月の休養明けで迎えた16戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。