フィロソフィー（2000年生、母ヒロポリシー）

フィロソフィー（2000年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「哲学（母名『ポリシー』を受け継いで）」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時8歳）と交配したヒロポリシーが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月22日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず最後はユノカワジョウと並んで13着同着となった。

10月6日、中7週で迎えた4戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

11月18日、中5週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。