イモータルヴァース(2008年生、母Side of Paradise)
Immortal Verse
2008.05.01
イモータルヴァース(2008年5月1日)は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPivotal(当時15歳)と交配したSide of Paradiseが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外10戦4勝。2011年のジャック・ル・マロワ賞(仏・G1)に勝利した他、2011年のコロネーションステークス(英・牝G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。
経歴
2歳(2010年)
8月21日、S.マイヨ騎手を鞍上に据えて、8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のAction Chopeに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月9日、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。4頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったHelleborineから5馬身差の2着と苦杯を喫した。
3歳(2011年)
4月4日、鞍上は2戦連続でC.スミヨン騎手(1戦0勝)。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月15日、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス・ロンシャン芝1600m)に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月5日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のMixed Intentionに半馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を獲得した。
6月17日、G.モッセ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のコロネーションステークス(イギリス・アスコット芝1603m)に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のノヴァホークに2馬身1/4の差をつけてG1ホースの称号を掴み取った。
8月15日、G1のジャック・ル・マロワ賞(フランス・ドーヴィル芝1600m)に出走。鞍上は2戦連続でG.モッセ騎手(1戦1勝)。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のGoldikovaに1馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。
10月15日、G1のクイーンエリザベス2世ステークス(イギリス・アスコット芝1609m)に出走。鞍上は3戦連続でG.モッセ騎手(2戦2勝)。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月20日、G1のマイルチャンピオンシップ(京都芝1600m 外回り 晴/稍重)に出走。鞍上はC.スミヨン騎手(2戦0勝)。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
4歳(2012年)
7月29日、牝馬限定G1のロートシルト賞(フランス・ドーヴィル芝1600m)に出走。鞍上はG.モッセ騎手(3戦2勝)。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月12日、G1のジャック・ル・マロワ賞(フランス・ドーヴィル芝1600m)に出走。鞍上は2戦連続でG.モッセ騎手(4戦2勝)。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。