サマニレディー（2006年生、母メモリアルスポート）

サマニレディー（2006年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「様似の貴婦人」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムサンデー（当時10歳）と交配したメモリアルスポートが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）小田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C26。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月6日、デビュー戦は荻野要騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2009年）

1月24日、中3週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月5日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は荻野要騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

6月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は荻野要騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中0週で迎えた12戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、古田君名古屋競馬デビュー記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C27（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C27（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた16戦目は、陽希が祝う昇吾誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C26（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤原良一騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルワルツを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月29日、連闘で迎えた18戦目は、ひより4才誕生日おめでとう（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原良一騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤原良一騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で藤原良一騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で藤原良一騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた22戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。