ファイブリヨン（1990年生、母ラブリーピット）

Five Lyon

1990.05.16

ファイブリヨン（1990年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルイヴイルサミツト（当時10歳）と交配したラブリーピットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

8月15日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月17日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

3歳（1993年）

5月16日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワカサテイオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。