ラインレインボー（2021年生、母テンザンコノハナ）

Rhein Rainbow

2021.05.10

ラインレインボー（2021年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+虹」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したテンザンコノハナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3歳（2024年）

4月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月7日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のキングムーンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアクセルホーリーに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月15日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

デビュー前

宮川浩一厩舎（高知）へ入厩。

10月27日、デビュー戦は井上瑛太騎手を鞍上に据えて、一般C3 17（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての11番ゲートからスタート。出走取消となった。