オカメプリンセス（2008年生、母アイシンモナリザ）

オカメプリンセス（2008年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時23歳）と交配したアイシンモナリザが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本和馬厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2010年）

7月15日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は469kg。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルマルメロディーを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

3歳（2011年）

2月1日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4月20日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったサミットリッジに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ナットブルースカイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

12月30日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（11戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4歳（2012年）

1月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（12戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

5月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

6月29日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラレインボーをアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

8月17日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（13戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C2九 C3一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C2九 C3一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。