ヤマケイハスラー（1988年生、母マサシライ）

Yamakei Hustler

1988.06.10

ヤマケイハスラー（1988年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時13歳）と交配したマサシライが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者は（株）ランチョトマコマイ。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月9日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

10月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた2戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のタガジョーバードを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入った。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（1992年）

3月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。