チャペルゴールド（2006年生、母サンタカタリナ）

チャペルゴールド（2006年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「教会＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したサンタカタリナが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月2日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったセンターステージにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月21日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月26日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に敗れた。

3歳（2009年）

1月24日、中7週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた6戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず14着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着を確保した。

7月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

9月8日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、シンフォニー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた15戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、黒山三滝賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月6日、中7週で迎えた21戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた22戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒルズボスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月18日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったキューティガビーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパウケンスカイに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた27戦目は、「近江しゃも」特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた29戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、かえで賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。