エリモハンター（1985年生、母エリモハツピー）

エリモハンター（1985年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイースタンフリート（当時17歳）と交配したエリモハツピーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方22戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月11日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったクリエスティに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンテンションをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4歳（1989年）

2月12日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた9戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月27日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた11戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノクンシランに4馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

9月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた17戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山中初騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1990年）

1月13日、中4週で迎えた21戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗林宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗林宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗林宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗林宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。