ピュアリーソリッド（2012年生、母サウスヒューマー）

ピュアリーソリッド（2012年3月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「しっかり身が入った頑強な」。毛色は鹿毛。種牡馬のBluegrass Cat（当時9歳）と交配したサウスヒューマーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦2勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の飛竜特別(500万下)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月31日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のチャンピオンムーンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月13日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

11月7日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

4歳（2016年）

1月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた6戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

5月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。最後は、2着のコウユーココロザシに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（4戦1勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に入った。

9月4日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（5戦1勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（6戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

5歳（2017年）

4月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（8戦1勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

6歳（2018年）

6月14日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、迅速賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた15戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、宮ヶ瀬ダム観光放流記念（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた16戦目は、ばんえい十勝 in 船橋2018（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のヒマワリ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。