ニューキング（2003年生、母コルコバード）

ニューキング（2003年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時6歳）と交配したコルコバードが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）森牧場。戦績は、地方8戦3勝2着1回。2006年の荒尾ダービー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山田勇厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2005年）

9月19日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウワプラチナを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2006年）

3月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモラングザームを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三連勝開始記念花時特設（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナミノスイコデンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリスタルディーバを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目をゲットした。

7月8日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のカンナ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。