サリューアンジュ（2000年生、母トライスティング）

サリューアンジュ（2000年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「あいさつする（仏）＋天使（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時21歳）と交配したトライスティングが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2002年）

11月16日、デビュー戦は丸山侯彦騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のパトラシアンをアタマ差制して初白星を挙げた。

3歳（2003年）

3月9日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦の山桜特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

6月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジャストアマジックに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月23日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアカシヤ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたサウンドワンダー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のけいとう特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

9月7日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月8日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月14日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。