タハラワカバ（1989年生、母ミズホカトレア）

タハラワカバ（1989年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時15歳）と交配したミズホカトレアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦8勝。主な勝ち鞍は1992年の三石こんぶ特別(C)。

経歴

デビュー前

谷口祐治厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（1992年）

3月2日、デビュー戦は土井道隆騎手を鞍上に据えて、4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンツーレッグに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月15日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のギオンホワイトに4馬身の差をつけて優勝

4月25日、中5週で迎えた3戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズランスターをクビ差制して負け無しの3連勝を決めた。

5月3日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土井道隆騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハンタービートに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワスーパーに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月4日、連闘で迎えた6戦目は、美深特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワフォルテに2馬身半の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、三石こんぶ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウエシマクインに4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

9月22日、中2週で迎えた8戦目は、長沼特別（岩見沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、水晶米特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

1月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

7月17日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に敗れた。

5歳（1994年）

9月17日、約13か月半の休養明けで迎えた15戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダッチギルダーに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。