モンタナドライブ（2016年生、母メイショウアリス）

モンタナドライブ（2016年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+ドライブ。父父父名、父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時19歳）と交配したメイショウアリスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川フアーム。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,300万円（6.5万×200口）で一口馬主が募集された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

6月1日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月11日、中9週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったタイセイセイヴァーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマニンポンペルモに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンマルフラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（2020年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

2月16日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線に入ると、前で粘るパーティナシティを異次元の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

3月7日、中2週で迎えた10戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの駒場特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月13日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は泉谷楓真騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

11月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた16戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

5歳（2021年）

1月20日、中6週で迎えた17戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、宝登山特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた20戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ふたご座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた21戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月1日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティックリレーin大井賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のサムズアップに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月29日、中7週で迎えた23戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、メリッサ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

11月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、紫紺野牡丹賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた27戦目は、沈丁花賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したライジングサミットを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6歳（2022年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、宝船賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

2月1日、中3週で迎えた29戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月18日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、金魚草賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。