カナルグランデ（1999年生、母ヤヴァリ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人によって8,610万円で落札された。

3歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は554kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月20日、中5週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

11月17日、中3週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったプロムクイーンから2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

6月21日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイジェントに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックエブロスから1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月9日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジェイドスワローに半馬身届かず2着となった。

12月7日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（2004年）

1月17日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく17着に敗れた。

8月28日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた16戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、秋涼特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。