ローズジャイプール（2014年生、母セレブレイト）

ローズジャイプール（2014年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「薔薇＋インドの都市名」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時10歳）と交配したセレブレイトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤俊雄。戦績は、中央平地7戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富沢萩沢俊雄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって162万円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月26日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月21日、中7週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

7月14日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンミモレットに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた11戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の稔章・絵理子結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したレジリエンスハートを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。