カネショウハヤテ（2002年生、母グレースオブダイヤモンド）

カネショウハヤテ（2002年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新幹線名」。毛色は栃栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時10歳）と交配したグレースオブダイヤモンドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月14日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカシノバズライトに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2005年）

1月8日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた6戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月13日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた10戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（2006年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた12戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた13戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

7月13日、中7週で迎えた14戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。