スズカミエール（2021年生、母スズカローラー）

Suzuka Miere

2021.04.21

スズカミエール（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父母母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したスズカローラーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上1勝クラス(牝)。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月13日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月8日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリーボーレンを鮮烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

2月2日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

3月29日、中7週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの石打特別（新潟芝2000m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月2日、中9週で迎えた12戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。