アスキットサッカー（1996年生、母ホールドシヤトー）

アスキットサッカー（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時11歳）と交配したホールドシヤトーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市正牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の一般C5ホ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市正牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、中江隆一によって630万円で落札された。

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

10月4日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（1999年）

9月12日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

4歳（2000年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C5ワ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイノリティーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月21日、中5週で迎えた11戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。