カントリーウーマン（2002年生、母ヤマノロイヤル）

カントリーウーマン（2002年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「田舎の女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のイシノサンデー（当時9歳）と交配したヤマノロイヤルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は山田雅章。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦2勝。2004年の白菊賞(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田博司から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月17日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンタイホウをクビ差制して初白星を挙げた。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

10月30日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバブルガムトミーをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

11月28日、中3週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3歳（2005年）

5月22日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のひなげし賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた13戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた18戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた20戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、東芝ライテック賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。