ジュドランジュ（2000年生、母バッフドオレンジ）

ジュドランジュ（2000年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したバッフドオレンジが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方5戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のアクアライン特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2003年）

7月23日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブロードクインに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

7月16日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモリスライアンに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

8月10日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、アクアライン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のトウヨウムスメに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月6日、中3週で迎えた4戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、トウヨウムスメにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月7日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスターフェアリーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする