ゴールドキャサリン（2009年生、母ロイヤルキャニオン）

ゴールドキャサリン（2009年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時9歳）と交配したロイヤルキャニオンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、地方29戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2013年の川越藩の御蔵米記念(一般C2 牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、信成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、厚沢保明によって420万円で落札された。

吉田正美厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2011年）

11月25日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスルーデンスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2012年）

2月2日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月23日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴーゴーカラに半馬身届かず2着に敗北した。

3月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4歳（2013年）

2月13日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ローレルヘーシンクに半馬身交わされて2着となった。

3月19日、中4週で迎えた10戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナリタアイルに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月1日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のオパールブラッキーに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、ニッカンスポーツコム杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒシサッチモに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月11日、中7週で迎えた13戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったチェリールージュに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中5週で迎えた14戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったファルブキングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定のハンデ戦の埼玉県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインノーヴァにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月11日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデ戦の川越藩の御蔵米記念（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオンワードリベルタに1馬身半の差をつけて優勝

5歳（2014年）

1月15日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月25日、中9週で迎えた18戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月26日、中8週で迎えた19戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた20戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ戦の冬桜賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（11戦4勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6歳（2015年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（13戦4勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月19日、中5週で迎えた25戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

3月25日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（14戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミスワイキキに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月28日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた29戦目は、ダビスタ伝道師成澤大輔よ永遠に（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったツルノミカドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。