パリスアルフ（1994年生、母アンナサンシー）

Paris Alf

1994.04.01

パリスアルフ（1994年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時17歳）と交配したアンナサンシーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）エービーシーファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

10月5日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したヤングミュージックにハナ差届かず2着となった。

11月9日、中3週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のダイイチタイガーを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

3歳（1997年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、マチカネワラウカドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月8日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。