セレナミニヨン（2004年生、母ナイスロッチ）

セレナミニヨン（2004年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可愛い（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時11歳）と交配したナイスロッチが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原達也。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原達也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、島川隆哉によって157.5万円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月15日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月28日、中8週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のワイルドコンコルドをクビ差振り切って初白星を挙げた。