フミノスマッシュ（1999年生、母ケイウンファスト）

フミノスマッシュ（1999年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時19歳）と交配したケイウンファストが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）渡邊牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害3戦0勝、地方13戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

7月8日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月15日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

3歳（2002年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた6戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

6月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2003年）

1月1日、中8週で迎えた10戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレースラインから半馬身差の2着に敗北した。

1月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップグラスに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコイノイタダキに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインスチールから2馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライズインフェイムからアタマ差の2着に甘んじた。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカプロパティに2馬身の差をつけて優勝

6月24日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた21戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。