レッドジェベリカ（2000年生、母デルマプリティ）

レッドジェベリカ（2000年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤＋有名馬の名」。毛色は栗毛。種牡馬のエルハーブ（当時9歳）と交配したデルマプリティが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は畔高牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の厚真特別(一般D1-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畔高牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって420万円で落札された。

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2003年）

5月7日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月29日、中2週で迎えた2戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビックヘイローに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメロディーラインからアタマ差の2着に甘んじた。

8月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、一般D4-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラベストダンサーに2馬身の差をつけて制した。

10月14日、中9週で迎えた6戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったガーディアンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビリーヴアゲインからアタマ差の2着に甘んじた。

10月29日、連闘で迎えた8戦目は、厚真特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノベルをクビ差制して雨中の大激戦を制した。

4歳（2004年）

7月31日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた10戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず17着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた12戦目は、NOSAI日高特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、門別ファンクラブ特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2005年）

4月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、太平特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、豊平峽特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、江別特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイリッシュハーブから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中3週で迎えた18戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（13戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた19戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、馬王国ひだか特別（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた23戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、三石こんぶ焼酎賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。