ブルーディスタンス（2001年生、母アズマスパーク）

ブルーディスタンス（2001年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋追い抜く」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したアズマスパークが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は神谷照文。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の龍泉寺観音賞(一般C17)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,050万円（2.1万×500口）で一口馬主が募集された。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

8月21日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた3戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた4戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた5戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた6戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた8戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた9戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4歳（2005年）

1月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のルードオーレに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、イギリス海岸賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーハイシャトルに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

2月10日、中0週で迎えた14戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた15戦目は、龍泉寺観音賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシキイチバンをクビ差制して勝利を手に入れた。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、沈丁花賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた17戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスリースウィープをアタマ差制して優勝

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、瀬戸海上広場賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲンキナシャチョウから6馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、吉野桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルオリエントをアタマ差制して5勝目を獲得した。

4月22日、連闘で迎えた22戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、名古屋市平和公園特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた23戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、笠松チャンピオンジョッキーシリーズ第2戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローヤルトップに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエムジンマンボを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた26戦目は、畑利範記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般B12（名古屋ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（10戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月14日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

9月9日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた29戦目は、一般B13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤングジャパンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた30戦目は、木曽川カルガモ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた31戦目は、一般B12 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシントップオーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた32戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミツアキアローをクビ差振り切って8勝目を収める

12月20日、中4週で迎えた33戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。