マルヨトランセンド（2018年生、母マルヨディローゼ）

Maruyo Transcend

2018.05.07

マルヨトランセンド（2018年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時12歳）と交配したマルヨディローゼが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木 武蔵。主な勝ち鞍は2020年の笠松デビュー馬。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2020年）

11月6日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブリリアントパーズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月18日、中3週で迎えた3戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

3歳（2021年）

1月8日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月9日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴蘭高原賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンのエリンジウムオープン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた9戦目は、おかえり!祝開催再開!笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、カニまつりパレードお疲れ様杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディザネイションを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトラストミーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月29日、中1週で迎えた13戦目は、ビオラ賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松本剛志騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松本剛志騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライトルビーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月26日、中1週で迎えた15戦目は、大寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本剛志騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松本剛志騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

2022年2月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。