ジャスティンロック（2019年生、母フラワーロック）

Justin Rock

2019.03.24

ジャスティンロック（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時6歳）と交配したフラワーロックが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は酒井牧場。2021年の京都2歳ステークス(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、三木正浩によって2,530万円で落札された。

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月19日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトゥデイイズザデイを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサトノアヴァロンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月27日、中6週で迎えた3戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビーアストニッシドを上がり1位の末脚で半馬身差し切って重賞初挑戦初制覇を達成した。

3歳（2022年）

3月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた6戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦2勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。