アミノプラズマ（2000年生、母カネショウカオリ）

アミノプラズマ（2000年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アミノ酸＋電子のような速さで走る」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したカネショウカオリが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月5日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた2戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月31日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

9月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

10月5日、中2週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4歳（2004年）

1月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲッコウウルフから半馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた8戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。