ハイジ（1999年生、母ハイドアンドシーク）
Heidi
1999.03.22
ハイジ（1999年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したハイドアンドシークが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地19戦0勝2着2回、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は2003年のジャニュアリーカップ(B2)。
経歴
デビュー前
川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2001年）
7月15日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
12月8日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
12月22日、中1週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
3歳（2002年）
1月19日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
2月10日、中2週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。
3月3日、中2週で迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
7月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。
7月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
8月17日、中2週で迎えた9戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
9月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォルトンクイーンから半馬身差の2着に敗北した。
10月19日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、キャンパスウインクにハナ差交わされて2着に惜敗した。
12月19日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のレリックレーヌをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。
4歳（2003年）
1月4日、中1週で迎えた14戦目は、サラ1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビジネスライクを半馬身振り切って勝利を手に入れた。
1月21日、中1週で迎えた15戦目は、ジャニュアリーカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセイリョウスターをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
3月15日、中7週で迎えた16戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
3月26日、中1週で迎えた17戦目は、名古屋チャレンジカップ アキレス賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月5日、中0週で迎えた18戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。
5月11日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月1日、中2週で迎えた20戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
7月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
7月13日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた23戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず最後はマチカネセンヒメと並んで10着同着となった。