グラスウォリアー（2013年生、母グラスブロード）

グラスウォリアー（2013年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋戦士」。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時8歳）と交配したグラスブロードが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十三十四。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月4日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2016年）

1月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月28日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ソレイユブリールに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイコウノカケハシに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中0週で迎えた6戦目は、都市農業記念「JA東京中央会賞」（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた7戦目は、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4歳（2017年）

6月5日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

6月28日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、クアーズライト賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。