クインジェニュイン（2002年生、母ハッピーガーランド）

クインジェニュイン（2002年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王＋父名」。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時10歳）と交配したハッピーガーランドが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦2勝2着3回。2005年の荒尾クイーン特別(牝)で3着に入った他、2005年のフリージア賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

和田正美厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2004年）

8月13日、デビュー戦は牧野孝光騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリデュラブから半馬身差の2着となった。

9月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート950m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミッシーラメールに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンブリスから1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のもみじ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2005年）

2月1日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のスイートピー賞（荒尾ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのフリージア賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月16日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のつつじ賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムニコニコから半馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノエリザベートに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月24日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

10月5日、中9週で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた17戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた19戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。