マコトジェムチュク（2017年生、母ココナッツパルム）

マコトジェムチュク（2017年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋真珠（ロシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時8歳）と交配したココナッツパルムが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ディアマントによって1,944万円で落札された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月13日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

11月9日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウインドラブリーナに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月22日、中5週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラスの千両賞（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2020年）

3月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳1勝クラスのさわらび賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1230m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。