ポカポカタイム（2021年生、母コハルタイム）

ポカポカタイム（2021年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ぽかぽか+時間。母名より小春日和を連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時14歳）と交配したコハルタイムが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は林博道。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

伊坂重信厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月17日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2024年）

4月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた5戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフッカツノチギリに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月30日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アイアンパシュートにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマートビアンカに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

7月23日、中5週で迎えた9戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のフクロクジュに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のソルレヴェンテ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。