フレンドリーマナー（2000年生、母フレンドリービューティ）

Friendly Manner

2000.05.30

フレンドリーマナー（2000年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したフレンドリービューティが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方6戦4勝。主な勝ち鞍は2003年の若竹賞。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月16日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャデウーマンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

3月21日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの内外タイムス盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花かいどう特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイウエストに4馬身の差をつけて優勝

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のラビットポーズに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のインターホークを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。