レオエンブレム（2007年生、母コガネビーナス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、コガネから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、コガネから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レオによって535.5万円で落札された。

3歳（2010年）

6月10日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したピュアシンフォニーにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月22日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナイキグローリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビクトリーナイスに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエンジェルガールを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、蒼雲特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2011年）

2月21日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のフェイスレックレスに4馬身の差をつけて優勝

5月3日、中9週で迎えた8戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、緑陰特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジョウテンデジタルを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

6月21日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のタケデンマガジンに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったポッピイに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中3週で迎えた12戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（9戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエンジンソウルに2馬身半の差をつけて7勝目を手にした。

9月23日、中4週で迎えた13戦目は、九美上特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎駿騎手（10戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナカヨキコトに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、メープル特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石崎駿騎手（11戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったサユリに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2012年）

3月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、花月夜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎駿騎手（12戦7勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

4月5日、中2週で迎えた16戦目は、玄鳥特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で石崎駿騎手（13戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヴォルテックスをアタマ差振り切って8勝目を手に入れた。

5月2日、中3週で迎えた17戦目は、サンケイスポーツ盃（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で石崎駿騎手（14戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた18戦目は、ジェイド賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で石崎駿騎手（15戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた19戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で石崎駿騎手（16戦8勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた20戦目は、スターライト特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で石崎駿騎手（17戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた21戦目は、保土ヶ谷宿特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石崎駿騎手（18戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルモントカントルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中4週で迎えた22戦目は、佐倉牧特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で石崎駿騎手（19戦8勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。