シクレノンルラテフ（1992年生、母ヌーボーシクレノン）

Cyclennon Relativ

1992.03.22

シクレノンルラテフ（1992年3月22日）は、フランスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDistant Relative（当時6歳）と交配したヌーボーシクレノンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

4月8日、デビュー戦は西谷誠騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブランドペギーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4歳（1996年）

2月11日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

3月17日、中4週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月26日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5歳（1997年）

3月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中9週で迎えた9戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。