アルペジョーネ（1992年生、母ウツドレイク）

Arpeggione

1992.04.10

アルペジョーネ（1992年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリエイター（当時6歳）と交配したウツドレイクが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

1月8日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線に入ると、前で粘るティーショットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のべにばな賞（福島芝1800m 雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月23日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は伊藤直人騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。