フジサイレンス（2000年生、母ダイワラブリー）

フジサイレンス（2000年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋父父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時8歳）と交配したダイワラブリーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地67戦8勝2着4回、中央障害1戦0勝。2006年の東京新聞杯(G3)に勝利した他、2005年の谷川岳ステークス(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月8日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったナイキフェイバーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月9日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロイアルホースに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中3週で迎えた5戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒシフェアレディをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

4月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた9戦目は、3歳1000万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたシャフツベリー決め手に屈してハナ差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の月岡特別（新潟芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。17頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の初風特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月2日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の錦秋特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（7戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、8着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の相模湖特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

12月27日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の水郷特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の若水賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（8戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下のタケホープメモリアル（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月19日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の塩屋埼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（10戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（11戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下の火打山特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（12戦0勝）。17頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦1勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウインシャルフに1馬身3/4の差をつけて久々に勝利を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の紅葉特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下のtvk賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下のセレブレイション賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦2勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたハウズトリックス決め手に屈してクビ差の1着制した。

12月11日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の初霜特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したレディーシップにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下のノエル賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（7戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のケイアイウンリューをハナ差振り切って5勝目を獲得した。

5歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手（8戦4勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた31戦目は、4歳以上1600万下のバレンタインステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐雄祐騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニシノシタンに1馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

3月20日、中4週で迎えた32戦目は、岡部幸雄騎手引退記念（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐雄祐騎手（10戦5勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたアルビレオ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月3日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐雄祐騎手（11戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた34戦目は、谷川岳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐雄祐騎手（12戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナイトフライヤーをクビ差振り切って7勝目を奪取した。

5月15日、中1週で迎えた35戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐雄祐騎手（13戦6勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた36戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で五十嵐雄祐騎手（14戦6勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

10月22日、約4か月半の休み明けで迎えた37戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で五十嵐雄祐騎手（15戦6勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのオーロカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で五十嵐雄祐騎手（16戦6勝）。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた39戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で五十嵐雄祐騎手（17戦6勝）。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた40戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で五十嵐雄祐騎手（18戦6勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6歳（2006年）

1月14日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

1月28日、中1週で迎えた42戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオレハマッテルゼをアタマ差振り切って悲願の重賞初制覇を果たした。

5月13日、約3か月半の休養明けで迎えた43戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた44戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた46戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた47戦目は、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月21日、中8週で迎えた48戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7歳（2007年）

4月8日、約5か月半の休養明けで迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた50戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、谷川岳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた51戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

6月10日、中3週で迎えた52戦目は、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

10月20日、約4か月半の休養明けで迎えた53戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

11月23日、中4週で迎えた54戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた55戦目は、尾張ステークス（中京芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（19戦6勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に入り込んだ。

8歳（2008年）

1月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた56戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（20戦6勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた57戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた58戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた59戦目は、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（21戦6勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月17日、中4週で迎えた60戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（22戦6勝）。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた61戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（23戦6勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた62戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（24戦6勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた63戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（10戦1勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた64戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（25戦6勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた65戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（26戦6勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9歳（2009年）

2月8日、約5か月の休養明けで迎えた66戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた67戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、谷川岳ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた68戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。