ミッツノオネガイ（2014年生、母ロスヴィータ）

ミッツノオネガイ（2014年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「三つのお願い」。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したロスヴィータが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はスカイビーチステーブル。戦績は、中央平地8戦0勝、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は2018年の一般C2三。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月15日、デビュー戦はL.オールプレス騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

3歳（2017年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月5日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の汐留でお仕事帰りに楽しもう賞（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の足立ビューティフルウィンドウズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のメルセデスAMG賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でR.クアトロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4歳（2018年）

1月2日、中4週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月25日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた16戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天与の闘争本能で諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた19戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月29日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月6日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクライフォザムーンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒラボクビクトリーをアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

6月4日、連闘で迎えた25戦目は、ヒルザキツキミソウ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた28戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた29戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた30戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた31戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。