ネクタール（2021年生、母ブルーボサノヴァ）

ネクタール（2021年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する神の飲み物」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時8歳）と交配したブルーボサノヴァが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月2日、デビュー戦は佐藤翔馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤翔馬騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤翔馬騎手（4戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

2月22日、中6週で迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月7日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい17着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、北竜ひまわりまつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、平取中応援ファンファーレ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、グレイワークスにアタマ差交わされて2着となった。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったメイショウマーブルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた17戦目は、オンシジューム特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、門別ナイター照明普及賞受賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

4歳（2025年）

4月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田凌駕騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したクラフトキングにハナ差届かず2着に惜敗した。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム11（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したヴィトーリアヘーザにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、リュウノマジシャンに交わされて4馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アザレアドリームに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベルトモをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、塩津璃菜騎手を鞍上に迎えて、道産牛肉食べて元気に!賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた30戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（7戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。