グランツローゼ（2022年生、母ゲハイムローゼ）

グランツローゼ（2022年6月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「煌めき、輝く(独)+母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時13歳）と交配したゲハイムローゼが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ブルースターズファーム。主な勝ち鞍は2025年の細江純子さん来場記念(一般C2 15)。

経歴

デビュー前

千葉直人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月9日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

3歳（2025年）

4月12日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（4戦0勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月19日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、細江純子さん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチキチキチータを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレッシュノウエを上がり2位の末脚で半馬身差し切って制した。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、霜降特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。