ダノンフロンティア（2019年生、母Dream The Blues）

Danon Frontier

2019.02.06

ダノンフロンティア（2019年2月6日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+新天地」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGalileo（当時21歳）と交配したDream The Bluesが12歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

4月17日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月17日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジェンヌに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ベッラアルバに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラスの帆柱山特別（小倉芝2600m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート2400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2023年12月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。