ブレイクオブディー（2012年生、母ベルクラシック）

ブレイクオブディー（2012年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夜明け。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイクランアウト（当時6歳）と交配したベルクラシックが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は片山牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦4勝。主な勝ち鞍は2016年の真美結婚するぞ特別(一般C3-9)。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月17日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4月18日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月13日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月22日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフラワーフェスタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中8週で迎えた5戦目は、豊楽寺薬師堂特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、大樽の滝特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた7戦目は、興津メランジュ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、希佳頑張ったね特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた10戦目は、はまうずがんばれ特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベニノホマレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウショウキをハナ差振り切って3勝目を奪取した。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、頑張れ高知けいば特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた19戦目は、うつぼのタタキ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた21戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月4日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ヤマモモ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月11日、連闘で迎えた23戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、真美結婚するぞ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のロードエアフォースに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

6月19日、連闘で迎えた24戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月18日、中3週で迎えた25戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、裕貴騎手引退特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。