チョウカイサンデー（2003年生、母チョウカイキャロル）

チョウカイサンデー（2003年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したチョウカイキャロルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地17戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の蔵王特別(500万下)。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月8日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、M.モンテリーゾ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリキサンポイントに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.モンテリーゾ騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

9月24日、中2週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のファントムオペラに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したマキハタサイボーグにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月23日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったオールピュールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下の初夢賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上はM.モンテリーゾ騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたマチカネゲンジ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のエアジパングを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

6歳（2009年）

5月16日、約20か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鴨川特別（京都芝2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。