セルリアン（2014年生、母ティアレスクイーン）

セルリアン（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「空や天を表す色」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したティアレスクイーンが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中辻明によって820.8万円で落札された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月13日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月25日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のクールファンタジーをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3歳（2017年）

2月18日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦1勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月14日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

7月16日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月18日、中8週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は城戸義政騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

11月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4歳（2018年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（5戦1勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月7日、中0週で迎えた14戦目は、お花見特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小山裕也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、八役広明古希記念特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山裕也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。